赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?ANA・JAL・Peach・Jetstarの最新ルールと旅行準備

新生児の飛行機搭乗可能日齢、国内・国際線の乳児運賃、認可チャイルドシート、バシネット、耳抜き、授乳、旅券、持ち物を詳しく解説。

赤ちゃんは生後何日から飛行機に乗れる?

ANA、JAL、Peachは基本的に生後8日から搭乗できます。Jetstarは生後3~7日の新生児にメディカルクリアランスを求め、生後48時間以内は搭乗できないと案内しています。

搭乗可能な日齢と医学的に安全な状態は同じではありません。早産児、心臓や肺の病気がある赤ちゃん、発熱などがある場合は、予約前に医療者へ相談しましょう。

古い航空会社一覧をそのまま使わない

航空会社の名称やコードシェア便、乳児料金、ベビーベッドの条件は変更されることがあります。2024年の記事に記載された料金やサービスが、現在の航空券に適用されるとは限りません。

運航会社が別の場合はその会社の規定が優先されることがあります。予約時だけでなく出発前にも、実際に運航する会社の公式情報を確認してください。

ANA・JAL・Peach・Jetstarの比較

各社の公式案内ではANA、JAL、Peachが生後8日を基準にしています。JALの一般的な国内線は2歳児まで膝上無料ですが、ANAとPeachは基本的に2歳未満が対象です。

Jetstarの膝上乳児には区間ごとの料金があり、JALの一部ORCコードシェア便では2026年5月19日から2歳児の扱いが異なります。表は購入前の比較資料で、確定運賃ではありません。

ANA・JAL・Peach・Jetstarの比較
航空会社搭乗可能日齢・乳児運賃予約前の注意
ANA生後8日から。国内線2歳未満の膝上は無料。国際線膝上は通常大人運賃の約10%。乳児の登録、座席、バシネットを確認。
JAL生後8日から。通常国内線は2歳児まで膝上無料。国際線2歳未満膝上は約10%。2026年5月19日から一部ORC共同運航便で2歳児の扱いが異なる。
Peach生後8日から。2歳未満の膝上は原則無料。座席なしでも乳児を登録し、座席が必要なら有料で手配。
Jetstar生後3~7日は医療上の承認が必要。48時間未満不可。膝上に幼児料金あり。区間料金と運航会社を確認。

国内線と国際線の乳児運賃

国内線で膝上無料の赤ちゃんも、予約には本人の情報を登録する必要があります。ANAとJALの国際線では、座席を使わない2歳未満の乳児に大人運賃の約10%が目安となる設定があります。

座席を購入する場合は小児運賃と機内で使用できるチャイルドシートを確認します。LCCでは定額料金や異なる手荷物条件があるため、すべての路線に同じ割引率を当てはめないでください。

国際線には赤ちゃん自身の旅券が必要

日本の外務省によると、日本国籍の赤ちゃんは0歳でも本人名義のパスポートが必要です。外国籍の赤ちゃんは、その国の旅券制度と渡航先の入国条件を確認しなければなりません。

行き先によってはビザ、在留資格、同行する大人との関係を示す書類も必要です。申請日数を推測せず、航空券の購入前に関係する公的窓口に確認しましょう。

膝上抱っこと座席確保の安全性

一部の航空会社では乳児の膝上搭乗が認められていますが、米国FAAは予期できない乱気流に備え、認可された幼児用拘束装置を取り付けた専用座席を強く推奨しています。

自動車用シートであれば何でも機内に持ち込めるわけではありません。認証マーク、使用可能な体格、取り付け方法、座席位置を運航会社に事前確認してください。

バシネットはチャイルドシートの代わり?

バシネットは機内の限られた場所に設置される乳児用ベッドです。ANAとJALには対象便でサービスがありますが、事前申請、赤ちゃんの体重制限、機材や座席の条件があります。

乱気流やシートベルトサイン点灯時は、乗務員の指示に従って赤ちゃんを安全な場所へ移します。ベッドに枕や柔らかい物を詰めるなど、顔が覆われる使い方は避けましょう。

赤ちゃん連れに適した座席の選び方

通路側は化粧室へ行きやすい一方で人の往来があります。窓側は落ち着きやすくても離席しにくく、仕切り壁の座席では条件が合えばバシネットを使える場合があります。

非常口座席など赤ちゃん連れが選べない場所もあります。座席指定は実際の機材や安全基準によるので、前方・後方だけで決めず航空会社に相談しましょう。

赤ちゃん連れに適した座席の選び方
座席の種類便利な点注意点
通路側化粧室へ行きやすい往来が多い。
窓側人が通ることが少ない離席しにくい。
仕切り壁・バシネット席対象便で乳児用ベッドを利用できることがある予約と体重・機材制限あり。
認可された拘束装置付きの座席FAAが安全上強く推奨事前承認と正しい設置が必要。
非常口座席乳児連れの選択肢ではない安全規定上の制限。

離着陸時の耳の不快感への対応

機内の気圧が変わると、特に降下中に耳が不快になる赤ちゃんもいます。CDCは母乳や哺乳瓶による授乳、年齢に合うおしゃぶりなど、飲み込む動作を助ける方法を紹介しています。

離陸の秒数に合わせて無理に飲ませる必要はありません。また、耳の違和感を防ぐ目的だけで眠くなる薬や鼻づまりの薬を自己判断で使うことは避けましょう。

母乳・粉ミルク・食べ物の準備

CDCによると、生後6か月未満の完全母乳栄養児は通常、暑い場所でも追加の水は必要ありません。粉ミルクを使う場合は衛生面に気をつけ、遅延を見込んだ量を準備します。

航空会社がミルク作りを手伝うことがあっても、種類や数量には限りがあります。国際線では出発空港と乗継空港の乳児用ミルクや液体物の保安検査ルールも調べましょう。

機内でのおむつ交換

できれば搭乗前に空港でおむつを替えておきましょう。機内ではおむつ交換台のある化粧室を利用し、見つからなければ客室乗務員に確認してください。

手荷物にはおむつ、拭き取り用品、汚れ物袋、着替えを入れます。安全上の理由で立ち上がれないときは、シートベルトサインと乗務員の案内を優先します。

睡眠と機内の温度調整

機内の温度や音、生活リズムは自宅と異なります。重ね着で調整し、年齢に合う安全な使い慣れた物を用意すると過ごしやすくなる場合があります。

CDCは赤ちゃんの安全な睡眠には仰向け、平らで硬い面、柔らかい寝具を置かないことを勧めています。機内のベッドや拘束装置に関する乗務員の指示にも従ってください。

泣いてしまったときは

赤ちゃんは空腹、疲れ、汚れたおむつ、耳の不快感などで泣くことがあります。泣いたことだけで保護者が悪いわけではなく、まず赤ちゃんの様子を見て必要なケアを行いましょう。

静かな玩具や絵本を数点持参すると助けになることもあります。誤飲しやすい小物や、大人の判断だけで赤ちゃんを眠らせるために薬を使うことは避けてください。

大人一人で赤ちゃん二人と移動する場合

航空会社によって大人一人が同行できる乳児は二人までの場合がありますが、両方を膝上に乗せることは通常できません。一人には有料の座席と必要な拘束装置を用意します。

人数と月齢、利用する座席、必要な支援を購入前に申告しましょう。コードシェア便や国際線、出産予定日が近い同行者には追加条件が適用されることがあります。

出発前の持ち物チェック

赤ちゃんの予約、渡航書類、ミルク、おむつ、着替え、処方されている薬などを確認します。ベビーカーやチャイルドシートの預け入れ条件も航空会社ごとに違います。

授乳やおむつ替え、保安検査、遅延を考慮して余裕を持って空港に到着しましょう。下の表を、家族の事情に合わせた準備の確認に使ってください。

出発前の持ち物チェック
準備事項確認内容目的
体調日齢、早産、病気、必要な診断書搭乗年齢と健康状態は別。
航空券乳児登録、座席、拘束装置、バシネット当日の手配不足を防ぐ。
渡航書類旅券、ビザ、在留書類国際線の入出国要件。
授乳・食事ミルク、離乳食、予備遅延への備え。
おむつおむつ、拭き取り、袋、着替え清潔と快適さ。
衣服調整しやすい上着や安全な愛用品機内の気温変化に対応。
機内の安全シートベルト、乗務員の指示乱気流の危険に備える。
時間早めの到着と航空会社の連絡先予定変更時の対応。

医療者に相談したい赤ちゃんの状態

CDCは慢性的な心臓や肺の病気がある子どもでは、飛行中の酸素環境が問題になる場合があると説明しています。早産や現在の病気など気になる状態がある場合は事前相談が大切です。

出産した保護者の体調も考慮しましょう。急ぐ必要のない旅なら、より回復が進んでから出発する選択肢について医師と話し合うこともできます。

まとめ:月齢だけでなく運航会社と体調で判断

赤ちゃんとの飛行機旅行では、搭乗可能日齢、運賃、座席、バシネット、パスポートを運航会社や公的機関の情報で確認することが基本です。必要なミルクやおむつなども余裕を持って準備します。

機内では乱気流への備えと客室乗務員の指示を優先し、赤ちゃんの体調に合わせて過ごしましょう。過去の料金表だけを頼りにせず、最新情報を確認することが安全につながります。

2026年10月時点のANA、JAL、Peach、Jetstar公式案内、CDCとFAAの安全情報、外務省の旅券情報を参考にしました。運賃、座席、ベッド、搭乗条件は運航会社と路線により変わります。

参考リンク(監修や推奨を意味しません)

この記事には主張ごとの出典がまだありません。医療判断は医療者に確認してください。